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2020.08.09 Sunday

1966 TRIUMPH TR6R 滋賀県H様 プチ報告その4

布引プチ報告とは・・・「俺の愛車どうなってんの?…」遠く離れているけれど「今日はこんな事してますよ…」心待ちにされてるオーナー様へ逐一状況報告を…「フムフム…なるほど安心だなぁ…」そんなコーナーなのです…作業をお待ち頂いているオーナー様各位、是非ご覧頂ければと思います…松枝

 

 これまでエンジンの作業をしていましたHさんのトロフィー。予定を変更し車体の作業を行いました。

 

 先ずはモーターサイクルの要・・・ステアリングです。チラッと見るとグリスが乾燥しヤバイ感じに…幸いにもレースやボールへのダメージはなく清掃、給油、及び調整をとります。

 

 重要なラグのステムを測定、曲がりもなく大丈夫ですね。そしてベアリングにグリスを詰めて元に戻します…

 

 ホイールを触ると「これは駄目だな…」取り外しました…

 

 両側共に寿命は過ぎている。過去に外側からグリスを押し当てて給油するも裏側はこの状態…しないよりはマシだけど、寿命の過ぎているベアリングは元には戻らない…

 

 こうしたベアリングにも、シールドの仕方に違いがある。金属でカバーするもの、ラバーのもの、更に接触させているものに接触させていないもの、状況に応じて選択される。モーターサイクルの場合、レーサー系のモノなら断然抵抗の少ないラバーによる非接触型がお勧めだ。しかし、一般道を走るブリティシュにはそれは全く必要ない。このオレンジ色のシールドベアリングのように最も防水性の高いラバーによる接触型が最適だ。

 

 フロントのハブ、ドライブサイドにはこうした薄いサークリップがつく。これは結構破損するものが多い。何らかの理由で取り付けられていなかったので、こうして取り付ける。

 

 納車された後、オーナーさんの仕事の一つがこれだ。ホームセンターでピカール買ってゴシゴシゴシ…ひと月ふた月すると濁ってくるから定期的に磨かなきゃならない。酷く濁らすと元に戻すのが大変になるからだ。しかし、鏡面仕上げのように磨き過ぎては下品を通り越して悪趣味になるので注意して欲しい。

 

 これはリア側のホイールベアリング、両側共に寿命だな…

 

 


 同じタイプのベアリングに交換する。これで前後全て接触型のシールドベアリングを入れた事になる。

 

 そしてブレーキ、リア側のライニングが摩耗しているので新たに交換する。同時にリターンスプリングも交換する(これ大事)。

 

 センタースタンドを立てた姿勢が下がってしまっているので、この機会にと修正を。取り外して溶接で肉盛りの上調整する。

 


 同時に見ておきたいモノがこのセンタースタンドにあるボルト類。これは皆さん気にしないけれど結構危険な車体も見かける。

 

 摩耗し、ナットが緩み、外れかけている。スタンドをかけた瞬間に「どっすーん!…」こうなる前に見ておきたい。つづく…

 

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