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2020.05.03 Sunday

1958 TRIUMPH T110 修理作業プチ報告その12

 東京都WさんのT110、車検の準備作業整いましたよ… 

 

 なんだか最近…こればっかりやってるような気がするなぁ…(笑)。でもやるんですよ、足を置くってのはとっても大事なはなし。モーターサイクルを走らせる為の基本中の基本なんだ…

 

 1962年まではこうしてプライマリーチェーンケースを貫通するシャフトに左右のフットレストが取り付けられている。

 

 ユニットモデルに比べ剛性が低いだけじゃなくプライマリーチェーンケースにも良くないから必ず外して修正する事が基本だ…

 

 


 頭の中に正しい位置をインプットしじんわりと修正する…

 

 目測を頼りに感覚で曲げても大体このようにピタリと合うものだ…

 

 右側の方が激しく曲がっていたが同様に修正した。で、奥にシャフトの頭が見えている。そもそもフットレストが曲がるという事は、取り付けられているシャフトもおおよそ曲がる。中のシャフトを引き抜き、きちっと振れを取る事を怠ってはいけない。でなければシャフトが廻るとフットレストの位置が微妙に上がり下がりする。それでは直したとは言えない…

 

 皆さん…今度走る前にご自分の愛車のフットレストを見てみよう…上下に…前後に…車体の中心線とそれぞれが正しい位置にあるのかを見てみよう…

 

 いいかい?ここにちゃんと足が乗っていなければ、突然飛び出してきた車にどう対処する?…ここに正しく踏ん張りが効かなければ、元気よく走っていたコーナーのイレギュラーにどう対処する?…モーターサイクルの操縦にとって人間の足とは最も整備しておく必要のあるモノなんだ。

 

 そして、次はシート。元のモノはボロボロ、手で崩れる程に腐食していたので交換だ。で、現行車のシート交換ならほぼ5分あれば出来る。しかし、ブリティッシのシートとは丸一日かかってもおかしくない程に手間が掛かる。新しいモノが来たからとモノが合う事は100%ないんだ。ブラケットを作り直し、いろいろやらなきゃ乗っける事すら出来ない。

 

 で、この年式のシートはショックユニットの取付ボルト2点とマッドガードに接触させ3点で荷重を受ける事が実際だ。そっとラバー一枚貼って、真新しく塗装したマッドガードを保護しよう…

 

  そして、なんだかんだと車検の準備作業が完了です…と、車検書見ながら車体ナンバーを見ていると…「あれ?…これ1958じゃないの?…」 今まで1959と散々書いて来ましたがこのワンテン1958でした。ここにお詫びして訂正いたします…Wさん、ごめんなさいね。

 

  明日はいよいよ継続検査ですね、そして試運転後に改めてご報告したいと思います…松枝

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