ARCHIVE  ENTRY  COMMENT  TRACKBACK  CATEGORY  RECOMMEND  LINK  PROFILE  OTHERS
<< August 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 1966 TRIUMPH T120R BONNEVILLE 山口県Kさんプチ報告その15 | main | 1966 TRIUMPH T120R BONNEVILLE 山口県Kさんプチ報告その17 >>
2020.03.20 Friday

1966 TRIUMPH T120R BONNEVILLE 山口県Kさんプチ報告その16

 

 ピストン及びシリンダーは摩耗が進んでいるのでボーリング加工&ピストン交換致しましたよ。

 

 長く直線的なスカートにぶ厚いピストンリング達…このなんとも古典的な形状を見るといつも笑ってしまう。それでもこれでなけりゃイケないんだ。

 

 カッパー製のヘッドガスケットに凸型のピストンヘッド、そして砂型の荒い肌目のシリンダーはトラがトラたる所以だ…

 

 トライアンフのウイークポイントであるクラッチ、それと並ぶものがこのバルブガイドだ。ブラス製のそれは聞こえは良さそうだがヘタリは早い。ガイド4本を抜き取った…

 

 何処で聞いても、誰に聞いても、「ガイドと言えばブラス製だよ~‥」そう言ってくるはずだ。だが、私は一般人が一般道で普通に走らせる場合には通常鋳鉄製ガイドを選択する。皆さんが異論を挟もうとする気持ちは分かる…だが、鋳鉄製をもっと信じてみるがいい、必ず好結果が待っている…

 

 バルブ本体は幸いにも摩耗の限度内で使用可能だ。カーボンを落とし再使用する。それは、布引流お手軽倶楽部として使えるモノは使わなきゃならないって予算的事情もあるからなんだ。

 

 続いて、バルブシートのカットだ。左が修正前、右がカットを終えたところだ。

 

 更に擦り合わせを行った。当たり幅に当たりの位置をカッターで操作し丁度の位置を探る。

 

 そして、バルブをヘッドに組付けた後、ガソリンを注入し漏れの確認を行う。4か所共に一滴の漏れもなく仕上げた。

 

 フリーレングスの低下に伴いバルブスプリングを全て交換する。で、2気筒360度クランクのこのエンジンの場合、必ずどこかのバルブが開いていてバルブスプリングは圧縮されたまま停止している。これがブリティシュには辛い。当時と同じバネ材を使い復元力は現行車に遠く及ばない。エンジンを止めた位置では更に複数のスプリングがそうなる。「たまには走らせなきゃダメたよ…」と言う理由のひとつがこうしたスプリング事情なんだ。  これで、シリンダーヘッドは完成した。さあ、明日はヘッドの組付けだ…
 


 

コメント
コメントする








 
Powered by
30days Album