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2020.05.22 Friday

1958 NORTON 88 修理作業プチ報告その18


 やはり1950年代のブリティッシとはこのクロノメトリックメーターを抜きに語れませんね…

 

 英国本国仕様のスピードメーターは当然ながらマイル表示、しかし輸出仕様としてキロメートル表示も存在しました。今回はオーナーのTさんに確認の上、積算計を含めてキロメートル表示に変更。数としてはめずらしいキロメートルへのモディファイは逆にイケてるんじゃないかとわたくし思ったりします…

 

 タコメーターももちろんO/Hしました。やはり美しいメーターはいいですね。車体がキリリと締まります…

 

 しかしクロノの場合、タコメーターにライトバルブはありません。夜はタコだけ真っくら、エンジンの回転数は見えないのです。で、これもTさんと相談しライトバルブをメーターに増設、それ用に当たってしまうホルダーを削ってます。

 

  晴れてタコメーターにもライトバルブ着きましたよ。夜に見るかどうかは怪しい話しですが、有るって事だけでいいんですね。で、ここのポイントはだら〜っとしたバルブホルダーからの配線です、ここが決め手ですよ!決して現代的にピチッと止めてはイケません。このダラダラ感が当時の事情を物語っているのですから…

 

 そして、注目は特注のメーターケーブル、接触する部分をカバードするように…

 

 特にリアタイヤとの隙間の狭いココ、見た目ほど接触しないものの、万が一接触した時の為にカバーを長くしてみました、安心ですね。で、この各ケーブルとはメーターの作動に大きく影響しますよ。一般的にメーターが作動不良だと言うと必ずメーターを疑いますが、ブリティッシの場合その殆どがこうしたケーブルやドライブギア側に原因がある。フラフラする指針も半数以上はそこが原因だ、そんな事も知って頂けたらなと思ったりします…

 

 そして以前、ちょっとむかついた事思い出しました…「キーは一本しかないので適当にコピーしてもらってください…」そうクルマ屋に言われたことあります…「なにっ?自分で車売っておいてそんな無責任な話があるのか?キー無くした時にどうするんだ?‥」余りの低レベルな発言に呆れた事ありました。キーも高度化しコピーが出来にくい状況なのは分かる。しかし、「それでもその枠を超えて用意するのがクルマ屋じゃないのか?…」まぁ、エンジンすら開けた事のない整備士に何言っても同じだ。今どきのクルマ屋事情には反吐が出る、そんな事ありましたよ…しかし、布引クラシックスではそんな事しません。わたくし自らキー削ります。どんなに良い仕事をしても顧客の立場になって物事を考えなきゃ何の意味もないだろう…久し振りに怒りに触れた社長マツエダでした…つづく

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